オペレーション・ホープじょーしゃ GM) 【難易度:難しい】




プロローグ


 焼き付くような日差しも弱まり涼しげな風が吹き始めた秋。
 そして快晴、まさに休日にはもってこいの天候である。
 宗教旅団であるカンナカムイに出向いたのも、この休日を安全な飛空艇で過ごしたかったからだ。
 こんな日はトレンディに喫茶店で珈琲を飲むのが嗜みだ、と誰かが言ってた気がするので試してみる。
 街頭で貰った新聞の号外を片手に、舌の奥のほうにまで香るような珈琲を味わう。
 隣の友人が話しかけてくる声さえ優雅に聞こえるのだから休みってのは本当にいい。

「ねぇ、この記事に書いてあるテロって……この前のショッピングモール?」
 
 友人が話しかけてくる。
 このテロ事件は数週間前にファヴニルの郊外で起きたものだが、まだ人が寝静まっている夜に事件が起きたことから大きな騒ぎにはならなかった。
 しかしこの事件がお茶の間に衝撃を走らせたことは紛れもない事実だ。
 『アストラル』という組織が犯行声明を上げていることから、捜査機関はこの組織に関しての情報を求めているらしく、今後のテロ活動をどう防ぐかを議論している真っ最中。
 これは探究者の間においても笑える話ではない。
 近くでテロ事件の予兆があればすぐに動かざるを得ないし、せっかくの休日もご破算になってしまう。

 ――電話が鳴った。
 
 嫌な予感はしていたがまさか、と思いながら応答する。

『私だ、【ピート・ノワール】だ。緊急の指令を告げる、至急現場へ急行するように』

 ノワールはショッピングモールのテロ事件で探究者を集めた張本人。
 今一番聞きたくなかったその声は、ささやかな休日の終わりを告げるのだった。

 現場に到着すると、広場の中央に集められた探究者たちがノワールから事件の詳細を聞かされていた。
 ざっくり言えば犯罪組織『アストラル』のメンバーがワールズ教会を占拠したということだ。
 占拠された教会は4つ。この場所から見て東西南北に1つずつ散らばっているということで、どの場所もエスバイロを飛ばせばここから数分程度で到着するようだ。
 教会の中では司祭が人質にとらわれているうえに、爆弾まで設置してあると聞いた。

 時刻はちょうど正午を回ったころ。
 探究者たちはそれぞれの作戦を練り、占拠された教会へと急行するのであった。


解説


 ワールズ教会が『アストラル』に占拠されました。
 探究者の皆さんは直ちに現場に向かい、敵の制圧、爆弾の解除、人質の救出を急いでください。

 ※PCさんが使用する武器の種類をプランに明記していただけると助かります!

〇すべての教会に共通している事項
 ・爆弾が設置されている
 ・司祭が人質に取られている
 ・中央の広場からエスバイロで数分の距離にある

〇北側教会
 ・2階建て
 ・爆弾は1階最奥に設置
 ・人質は2階にある司祭の部屋
 ・敵は1階に2人と2階に2人
 ・爆弾を解除すると『ACCEPTED H』と表示される

〇南側教会
 ・広い1階建て
 ・爆弾は教会に入って真ん中にあるステンドグラス張りの床に設置
 ・人質は最奥に横たわっている
 ・敵は3人
 ・見晴らしがいいため内部に入るとすぐに発見される
 ・爆弾を解除すると『ACCEPTED E』と表示される

〇東側教会
 ・2階建て
 ・爆弾は巨大な絵画に張り付けられている
 ・人質は2階最奥の空き部屋
 ・敵は1階に2人と2階に2人
 ・・爆弾を解除すると『ACCEPTED P』と表示される

〇西側協会
 ・狭い1階建て
 ・爆弾は人質にまきつけられている
 ・人質は教会内部の真ん中に座らせられている
 ・敵は2人
 ・爆弾を解除すると『ACCEPTED O』と表示される

〇LAST
 4つの教会の爆弾を解除すると、最初の広場にも爆弾が仕掛けられていたという報告が入ります。
 ・設置場所は広場の中央
 ・4文字パスワード式で、アルファベット入力が可能
 ・液晶には『NWES』と表示されています

 少しだけ謎解き要素も入っていますが……
 簡単なものなのでご容赦頂けると幸いです。


ゲームマスターより


 オペレーションシリーズ第2弾、今回はワールズ教会が占拠されてしまいます。
 どうやら『アストラル』は人質+爆弾のスタイルが好きなようですね。

 それはさておき!
 閲覧してくださった皆様、本当にありがとうございます。
 前回から続けて参加してくださる方もいらっしゃましたら、うれしい限りでございます。

 前回執筆の際は文字数制限との戦いでした……。
 一番最初に書き上げたときは制限の倍近く書いてしまっていて、焦ったものです。
 今回はプロットにちゃんと〇〇文字まで!っていう項目をつけ足そうと思います(笑)
 
 もしこのエピソードを気に入っていただけたら、参加ボタンポチっちゃってください!!



オペレーション・ホープ エピソード情報
担当 じょーしゃ GM 相談期間 8 日
ジャンル 戦闘 タイプ ショート 出発日 2017/10/21
難易度 難しい 報酬 通常 公開日 2017/10/29

 星野平匡  ( ハルキ
 エルフ | スナイパー | 36 歳 | 男性 
移動順は東→南→中央広場。

教会に到着後はエスバイロで周囲の警戒と狙撃位置の確認。メンバーと頻繁に連絡を取り合い、合図があったら狙撃する。基本は敵の武器を弾き飛ばしたりする後方支援にまわるが、いざという時は敵自体を狙撃。仲間には武器を飛ばされた敵を安全かつ確実に仕留めてもらう。
状況確認後に狙撃が出来ない地形だった場合は仲間とは別の入り口から突入。不意打ちをする。
基本は銃での攻撃がメインだが、近接戦闘時は一子相伝の蹴り技「タイキック」を放つ。

全ての教会の爆弾解除等が終了した後、広場の爆弾解除に向かう。
解除パスワードは「HOPE」。これを全員で共有し、先に到着した者など都合の良い人が爆弾解除する。
 ロベリア  ( アーモンド
 デモニック | 魔法少女 | 13 歳 | 女性 
●目的
人質の救出と敵の制圧。

●心情
怖いけど…人質の方はもっと怖いはず!
ここは私たちが頑張らなきゃ…!

●行動
カンナカムイって初めて来るなぁ…。
あそこの喫茶店で取りあえず休憩していこうか。
アーモンド、今日は何しに来たんだっけ…。
あぁ!そうだ資料を集めに来たんだったね。

(辺りが騒がしくなってきて)
えっ!?テロ…。怖い…。

どうしたんですか~!?
ふむふむ…なるほど。取りあえず北側の教会に行ってみよう。

爆弾が奥の方に、中に2人…。
一人は私がぴかりん☆サンダーでなんとかします!
まずは…み~らくるくる☆マジカル!
よし、自分を信じて…。
いきます!ぴかりん☆サンダー!

(北側の教会の後は西側の教会に行きます!)
 レイ・ヘルメス  ( UNO
 ドワーフ | ハッカー | 44 歳 | 男性 
エスバイロでまず北側教会へ
パスワードは全員共有

爆弾がある1階にいる敵から排除
レイは奥にある爆弾の解除を優先
基本後方支援
仲間と連携
仲間が1階の敵を排除してる隙に爆弾解除
2階の敵が人質から此方に意識を向かせたら、敵の上着等をパージボムで爆弾に書き換え
仲間に一旦離れるよう指示し連鎖的に爆発攻撃

次に西側教会へ
爆弾が人質に巻きついてるので慎重に行動
ギリギリまで身を隠し様子を窺う
最悪人質を盾に取られないよう注意
UNOから敵と人質の位置を聞く
人質から敵が離れたらバグレターで手紙爆弾を出現させる
動揺を誘い不意を突ければ良し
ダメージ食らえば尚良し
少しでも攪乱したら一気に攻め込む
冷静に爆弾解除した後に人質救出
 アイギナ  ( ルル
 ドワーフ | ハッカー | 31 歳 | 女性 
 ニーア  ( コロナ
 フェアリア | マッドドクター | 6 歳 | 女性 
私は中央にて緊急事態に備えて待機。私が戦いに出ていってもあんまり役には立たないでしょうし。
これ、愉快犯よねぇ。コロナにエスバイロ単独で空から偵察してもらいましょう。探すのは、爆弾が仕掛けられている4点を見渡せる高所。そこに教唆犯かリーダーがいるんじゃないかしらぁ?発見報告が来たらあやしいおくすりでも打ち込みに行きましょう。
眠らせたら捕縛して、叩き起こして尋問しましょう。空気の入った注射でも見せつけて、事件の全貌と解決の仕方を教えてもらいましょう。そうしたら突き出さない、と言いながら。まぁその後自分の研究所に連れ帰って抗アビス試験薬の検体になってもらうのだけれどぉ。死ぬより辛い目に遭うかもねぇ?
 simple  ( MNA
 ケモモ | アサルト | 25 歳 | 女性 
【東→南】
武器ナックル「バーサーク・ソウル」
人質救出優先
その際「見切り」で敵の攻撃、起爆装置に気を配る
隙を見て「旋脚撃」で止め

 フランツ  ( レプリカ
 ドワーフ | アサルト | 23 歳 | 男性 
武器:ナックル

事前に教会内の見取り図を入手して他の探究者へ配布

北→西の順に教会を制圧していく
パスワードの情報は他の探究者と共有
制圧後は広場へ急行

【戦闘】
前衛で壁役をしながら敵の撃破を目指す
挑発して敵の意識を引きカウンターアタックで反撃
アイアンバレットで追撃

敵の動きをよく見て回避を心掛ける
死角からの攻撃はアニマに警戒させてカバー

【北】
1階から侵入、物音を立てないよう配慮
他の探究者の行動がスムーズにいくよう戦闘に専念
人質部屋に起爆装置がある可能性を考慮して入室前にアニマに解析させる

【西】
バグレター発動後の敵の隙をついて一発残しておいたアサルトバレットを使用
可能なら敵を人質のそばから引き離す
 グリード ドレッドメア  ( ウリュリュ
 デモニック | アサルト | 38 歳 | 男性 
ここは一階か…何人いようが構わねぇ…いや、多くいた方が面白れぇ狩りだ…
扉から入る何ざしねえ…「デッドバンカー」!!
…存外脆いな…で、3匹か…行くぜ「バーサーク・ソウル」
さあ楽しもう…狩りをなぁ!!
おっと…爆弾の起動もさせねえぞ?(見切りスキル応用)

さて…終わったか…喰い足りねえ…
ハッ…おいウリュリュ…全員に通信開始しろ…
「おいてめぇら…南は喰い終わったぜ、残飯(人質)でも回収しな」
よし、切れ…
もう一軒行くかぁ?クハハッ…!!

参加者一覧

 星野平匡  ( ハルキ
 エルフ | スナイパー | 36 歳 | 男性 
 ロベリア  ( アーモンド
 デモニック | 魔法少女 | 13 歳 | 女性 
 レイ・ヘルメス  ( UNO
 ドワーフ | ハッカー | 44 歳 | 男性 
 アイギナ  ( ルル
 ドワーフ | ハッカー | 31 歳 | 女性 
 ニーア  ( コロナ
 フェアリア | マッドドクター | 6 歳 | 女性 
 simple  ( MNA
 ケモモ | アサルト | 25 歳 | 女性 
 フランツ  ( レプリカ
 ドワーフ | アサルト | 23 歳 | 男性 
 グリード ドレッドメア  ( ウリュリュ
 デモニック | アサルト | 38 歳 | 男性 


リザルト


●Conference
 中央の広場に集められた探究者達の作戦会議は足早に進められた。
「私は東の教会から南の教会へ移動して制圧を行います、誰か付いて来られる方は?」
 そう言葉を発したのはスナイパーである『星野平匡』。
 彼は後方からの支援に特化しているため前衛が出来る探究者を募集していた。
「最高賢者会議は何してんだ、テンプル騎士団いるだろ……。まぁいいよ、ウチも参加する」
「天ぷら、よだれ……」
 名乗りを上げたのはアサルトの『simple(シンプル)』で、その横で天ぷらの想像に浸っているのがアニマである『MNA(マニア)』だ。
「まずカンナカムイに戦争を仕掛けようって人が少ないんです、どこの旅団に行ったって信者だらけですよ」
 テンプル騎士団が対応に遅れている理由を『アイギナ』が考察する。
 彼女はハッカーとして爆弾の解除を担当するそうだ。
「賛同していただきありがとうございます、この3人で東と南の二か所を担当しましょう」
 平匡の言葉に2人がうなずく。
 すると魔法少女の『ロベリア』が役割の決まっていない3人に向けて提案した。
「残りの皆さんで北の教会から西の教会にいきませんか……?」
 アサルトの『フランツ』が無言でうなずく。
 彼が身に着けている煌びやかな刺繍が入った服は、きっと相当時間をかけて作ったものなのだろう。
「俺は爆弾の処理に向かえばよいのだね……? 後方支援も可能だ、危機的な状況になれば呼んでくれ」
 言葉を発したのはハッカーである『レイ・ヘルメス』。
 その隣ではアニマである『UNO(ウノ)』が「紳士淑女の皆様方ご機嫌いかが?」と恭しくお辞儀をしていた。
 そこにマッドドクターの『ニーア』が言葉を挟む。
「私は中央で待機させてもらうわぁ、非常事態にはすぐに向かうから連絡をちょうだい?」
 待機中はアニマである『コロナ』に教会を見渡せる位置から監視させるそうだ。
「それにしても変ねぇ、招集されたのは8人のはずよぉ? あと1人足りないわぁ」
 全員が確かに、と思っていると急にアニマの音声通信が聞こえてきた。
『にーに! ねぇにーに! つながったよ!!』
 幼い声だ、でもどうして……と誰もが考えた。
 そしてすぐにその『にーに』と呼ばれた人物の声が聞こえる。
『てめぇらそんなところで何やってんだぁ? もう南は喰い終わったぜ、残飯でも回収しな!』
 ぶつり、と通信が切られる。
「作戦はそのまま、東から南のルートでいきましょう。彼の言葉を信じるかどうかは置いて、私たちは私たちの仕事を」
 平匡の提案にシンプルとアイギナが賛同した。
 これから、探究者達の任務が始まる。

●Independent
 『グリード ドレッドメア』は南側教会の目の前に立ち、とても気だるげな顔をしていた。
「なんだぁ、あのノワールって野郎は……協力なんかしなくても要はぶっ飛ばせば問題ないんだろう……?」
 2、3度肩をぐるぐると回し、教会の側面にある壁を見つめる。
「何人いようが構わねぇ、いや。多くいた方が面白れぇ狩りになるなぁ……?」
 不敵な笑みを浮かべ、攻撃の構えをとる。
「扉から入る何ざしねえ……『デッドバンカー』!!」
 突進しながら振りぬいた殴打は石造りの壁を突き破り、大きな穴をあけた。
 その勢いで近くにいた敵が1名倒れ、残りの2名が瞬時に反応してこちらを銃撃してくる。
 グリードはとっさに身をかわし、教会に備え付けてある長椅子を盾にしながらぐんぐんと敵に近づいていく。
「さあ楽しもう……狩りをなぁ! 行くぜ『バーサーク・ソウル』!!」
 銃撃してくる敵の目の前まで迫り、全体重を乗せた蹴りを相手の鼻先にぶち込み、ダウンを取る。
 そしてもう1人の敵をぎろり、と睨む。
「おっと、爆弾も起爆はさせねぇぞ? もっと楽しませてくれるよなぁ!?」
 デモニック特有の威圧感で相手が怖気づく中、グリードはゆっくりとその相手に向かって歩き出す。
 敵は「やめろ! 来るな!」と言いながら発砲するも、照準が合っていなければまず急所には当たらない。
 弾丸がグリードの頬をかすめ、肩を射抜き、右腕を貫く。
「クソが、てめぇが一番つまんねぇよ……闘う気のねぇ奴に興味はねぇ、失せろ」
 相手は驚いたように目を見開いた後、すぐに銃を捨てて教会から逃げだしたのであった。
「おい『ウリュリュ』、他の奴らに通信を繋ぎな」
 アニマのウリュリュが頷き、他の探究者に通信を試みる。
「にーに! ねぇにーに! つながったよ!」
 深く息を吸い込み、まだ行動も起こしていないだろう探究者に向かって言葉を吐いた。
「てめぇらそんなところで何やってんだぁ? もう南は喰い終わったぜ、残飯でも回収しな!」
 その一言ですぐに通信を切り、自らは帰路につくのであった。

●Information
 星野平匡、シンプル、アイギナの3人は会議終了からすぐに東の教会へ向かった。
 2階建ての教会からは時間を知らせる鐘が数回響き渡る。
 そんな中、平匡は教会で蔓延っている敵の掃除場所を見つけた。
「私の計算ではここがベストでしょう」
 少し離れた位置から、窓を通して1階の敵と2階の一角が見渡せる位置取りをとった。
「それじゃあウチは侵入したら、すぐに2階に入るよ」
「それではアイギナさんは爆弾の解除をお願いします」
 アイギナは「わかりました」と軽く返事をして侵入の準備を始め、その後配置につき始める。
 シンプルとアイギナの配置が完了し、平匡はいつでも狙撃可能だと合図を送った。
 教会の正面から二人が突入する。
 敵の銃撃が開始される中、シンプルは入ってすぐにある階段を駆け上がった。
 不運なことにアイギナは隠れる場所がなく、回避を試みたものの敵の銃撃にさらされる。
「……私の仲間に、手出しはさせない」
 平匡は覗き込んだスコープに合わせた敵の頭を確実に射抜く。
 アイギナは射抜かれた右肩をかばいながら爆弾が設置されている絵画へと向かい、どうにか作業を開始したのであった。
 そして一方のシンプルは階段を登り切った後で、直線の廊下を見張っていた敵に気付かれていた。
 しかしシンプルは冷静に相手が銃口に手をかける瞬間を見切り攻撃を回避、階段を上ってすぐ右にあった部屋に逃げ込む。
 幸いその部屋は平匡の狙撃地点から見渡せる部屋で、窓から狙撃の合図を送った後で身をひそめることにした。
 カツカツ……と足音が聞こえ、扉の前で止まった。
 そしてすぐに扉に向かって荒れ狂う銃撃が開始される。
 もし扉の近くにいたならばひとたまりもなく蜂の巣にされていたことだろう。
 そして銃撃が止むと同時に扉が蹴破られ、敵が侵入してくる。
「……これは、貴方には必要の無い物でしょう?」
 平匡はその瞬間を見逃すことなく、素早く照準を合わせ敵の武器を弾き飛ばした。
「バーサーク・ソウル!!」
 極限まで闘争心が高められたシンプルが放つナックルは、狙撃でひるんだ相手のこめかみに突き刺さる。
 派手な音を立てて地面に突っ伏す敵、確実なダウンだ。
 その騒ぎを聞きつけてもう1人の敵がやってこないあたり、人質の部屋にいるだろうことは容易にうかがえた。
 すぐにシンプルは最奥の扉を蹴破り、敵の銃撃に備えた。
 しかし敵は銃撃を仕掛けてこず、代わりに人質を盾にとってこめかみに銃口を突き付ける。
 しまった、と思いこちらは交戦の意志はないと両手を上にあげた。
「ねぇアナタは……メト・アイナのこと、何か知ってる……?」
 心理的にゆさぶりをかけてみる、これが今できる唯一のことだ。
「詳しいことは知らねぇな! 今頃刑務所で拷問でもされてるんじゃねぇのか!」
 敵は叫び続ける。
「アストラルの幹部に選ばれた人間だ! 何も喋りはしねぇよ!!」
 それならば……と、真っ向から質問を仕掛けてみた。
「アナタたちの目的は何なのさ!」
「俺らはなぁ、この腐った世界に復讐をしてやりたかったんだよ! そんな奴らをまとめて、あの人がそれを指揮してくれてるだけさ!! ……っと、喋りすぎたな」
 目的が神や書物などの宗教思想からなるではないことがわかった、これだけでも収穫だろう。
「そうね、じゃあアナタたちは……」
 と言葉を発した時、突然部屋の窓ガラスが砕け散り何者かが侵入してくる。
「隙だらけで呆れますね、『ハルキ』! いきますよ!」
『天誅ですっ!』
 平匡とそのアニマであるハルキの声が合わさり、相手の尾てい骨を砕けさせる勢いのタイキックが放たれた。
 相手は「ふごぉっ!」という声と共に腰の下あたりを抑えながら崩れ落ちる。
 おそらくこれ以上の戦闘は不可能、2人は人質を連れだしてアイギナの元へ向かった。
 そのアイギナは負傷したせいか作業がうまくいかず、まだ解除は終了していないようだ。
「ごめんなさい、急いではいるのだけど腕が言うことを聞いてくれないの」
 平匡、シンプルの2人はアイギナの手伝いを始める。
 爆弾の構造自体は簡単なものらしく、彼女の指示に従うだけで作業は滞りなく進んだ。
 解除し終わった爆弾には『ACCEPTED P』と表示されている。
 どういうこと……? と思いながらも南側教会への移動を急ぐ。
 南側の教会の壁には大きな穴が開いており、中は既にダウンした敵と人質、爆弾だけが残されていた。
「あの通信をしてきた人……本当に一人で制圧しちゃったんですね」
 東側教会の解除に手こずったこともあり、爆弾の液晶に表示されている時間は『09:32』となっていた。
 先ほどの爆弾を20分程度で解除したことを考えるとうかうかはしていられない状況だ。
 3人はすぐに解除に取り掛かる。
 刻々と時を刻む液晶画面を目の前に、精神的に重圧のかかる作業を進める。
 爆弾を解除し終えたとき、残りの秒数は『00:04』と表示されていた。
 そしてすぐに液晶は『ACCEPTED E』と表示を変える。
 その意味が分からないまま3人は中央の広場に戻ろうとエスバイロに乗り込んだ。
 エスバイロが浮き上がり、発進しようとした瞬間、平匡がニーアからの通信を受け取った。
『中央の広場にも爆弾が仕掛けてあったみたいねぇ、気付かなかったけどなかなかの大きさよぉ? これ爆発しちゃうと広場ごと吹き飛んじゃうんじゃないかしらぁ?』
 通信が切れた後、3人は中央の広場へと急いだ。

●Miracle
 フランツ、ロベリア、レイの3人は北側教会から西側教会の順に制圧するルートをとるようだ。
 出発の前にフランツのアニマである『レプリカ』が作戦の確認をしたいと言い出し、フランツから教会の見取り図が渡される。
 北側の教会は入ってすぐに階段があることと2階には部屋がいくつか存在することを共有して、作戦を練り直す。
 それぞれの作戦に齟齬がないことを確認した3人はすぐにエスバイロに乗り込み、北側の教会を目指した。
 到着してすぐに目に入ったのはとてつもなく巨大な鐘。
 作戦の配置につき終わる頃に、時刻を知らせる鐘の音がとてつもない音量で鳴り響いた。
「侵入するなら……今がいいかもしれない」
 この鐘が鳴っている間に侵入すれば不意が付けると思ったフランツは残りの2人を連れて物音を立てないように侵入を試みる。
 レプリカには事前に人質の部屋を詮索してもらい、起爆装置も敵影もないことを確認しているので少しは気楽に戦闘が行える。
 レイ、ロベリアの準備が出来たことを確認した瞬間、フランツは1階にいる敵めがけて全速力で走り出した。
「いっけー、フランツ! ぼっこぼこにしちゃえー!」
 レプリカのエンチャントもいいタイミングで発動し、見事に敵の不意を突くことに成功する。
 敵の攻撃を完全に見切ることが出来ず銃撃を受けながらではあるが、相手の注意を完全にそらすことが出来ている。
 その間にレイは爆弾の元へと向かい、解除作業を開始した。
「フランツさん! 1人は私がぴかりん☆サンダーでなんとかします!」
 ロベリアがフランツから遠いほうの敵に向けて杖をかざす。
「よし、自分を信じて……。いきます! ぴかりん☆サンダー!」
 幾何学的でからふるな光が相手を包み込み、ダメージを与える。
 相手も不意を突かれたから、銃を持つ手が麻痺して動かせなくなっていた。
「フランツさん! いけます!!」
 攻撃を仕掛けてこないフランツに対して痺れを切らした相手が近接戦を試みようと前に出てきた。
 その一瞬を見逃さず、彼はカウンターアタックを叩きこむ。
 続くように麻痺した敵に向かって渾身のアイアンバレットを打ち込み、2人共のダウンを取ることが出来た。
「ちょっと、フランツ! 大丈夫!?」
 レプリカが銃撃を受けて倒れそうになっているフランツの元へと急ぐ。
 彼を安全な場所へと移動させていると、騒ぎを聞いて上から駆けつけてきた2人の敵がこちらの存在に気付く。
「UNO、あの敵の注意をそらすんだ」
「Si、兄様の命じるままに」
 実体を現したレイのアニマ、UNOが敵の注意を引く。
 レイは一度解除作業を中断して、敵の上着をパージボムで爆弾に書き換えた。
「コードネームCEROが命ずる、我が望む理を前に示せ。――analisis(ゲーム)を始めるとしよう」
 そう言った瞬間、書き換えられた敵の上着が爆発する。
 身に着けていた他の衣類に延焼した炎でその2人は確実な戦闘不能へと陥った。
 そうしているうちにフランツを安全な位置へ移動させたロベリアは、中央広場で待つニーアへと連絡を入れていた。
「ニーアさん! 負傷者が出ました。至急北側の教会へお願いします……!」
『わかったわぁ、でもちょっと待ってねぇ。こっちも今面白いことをやってるから』
 ニーアがそう言ってすぐに通信が切れた。
 そこからすぐにニーアが到着し、フランツの怪我へ応急処置を施した。
 処置が終わる頃にはレイの解除作業も終了したようで、爆弾の液晶には『ACCEPTED H』と表示されていた。
 レイ達はその文字列を見て疑問に思いながらも、西側の教会を目指す。
 ニーアには人質を中央の広場へ連れて行ってもらうことにした。
 こちらもフランツが戦闘可能になったため、作戦は当初の予定通りで続行。
 怪我の処置に時間がかかってしまったこともあり、西側の教会に到着するとすぐに潜入準備を開始する。
 素早く制圧するためにもレイはまず敵の混乱を誘えないか考えた。
 そこでロベリアに1人の動きを封じてもらい、もう一人をバグレターで混乱させてからフランツにとどめを刺してもらうことにした。
 まずはレイがバグレターを発動する。
 敵の目の前に10cm四方の手紙が現れ、触れたとたんに相手を巻き込んで爆発した。
 それと同時にロベリアが行動を起こす。
「えーっと、まずは……み~らくるくる☆マジカル!」
 そしてロベリアが自信満々な表情で杖を相手に向ける。
「いきます! ぴかりん☆サンダー!」
 北側の教会でも見せたその幾何学的でからふるな光は、不運にも相手のはるか頭上にそれてしまう。
 しかしフランツはすでに攻撃のため飛び出している。
 敵が銃を構え、誰もが負けを確信した。
 ――その時だった。
 はるか上にそれたはずのぴかりん☆サンダーは教会の内部を明るく照らしていたシャンデリアに当たり、なんとも都合のいいことに敵の脳天に直撃する。
 直後、ひるんだ敵に対してフランツのナックルが次々と刺さり、敵をなぎ倒していくのだった。
「ロベリー! あれをねらったんだね! すごいね!!」
 ロベリアのアニマである『アーモンド』が輝いた眼で奇跡の張本人を見つめていた。
「え、えーっと……そう、なのかなぁ……?」
 と、ロベリアは自分が起こした奇跡に戸惑っている様子だった。
 その間にもレイは人質に巻き付けられた爆弾の解除に専念しており、作業も難なく終わる。
「司祭さん! 怪我はない? 私たちが来たからにはもう安心だよ!」
 レプリカが司祭の前に姿を現し、怪我がないかを確認する。
 爆弾を巻き付けられたときも薬で眠らされただけで、乱暴を受けたわけではないようだった。
 人質をエスバイロに乗せ、安全運転で中央の広場へと戻る。
 まだ東、南の教会に向かった3人の姿は見えないのでこちらのほうが早く任務を終えたのだろう。
 ニーアの横に力なく転がっている人物には触れないようにしながら、ほかの人たちの帰還を待つのであった。
 中央広場の爆弾を発見するのは、この数分先の話である。

●Questioning
 ニーアはそれぞれの教会に向かった探究者を見送ると、コロナに各教会を見渡せる位置で偵察をさせた。
 コロナが定位置についてすぐに南側の教会から逃げてくる何者かを発見する。
「見つけたであります。バレないよう離れておくであります」
 そう言ってニーアに敵の現在地を逐一報告する。
「あら、案外見つけるのがはやいのねぇ、いいわ、おくすりでも打ち込みにいきましょう」
 行動開始からものの数分で逃げてきた敵を待ち伏せし、その『おくすり』を打ち込む。
 次にその人が目覚めるのは、縄で縛られた状態で中央広場に転がされているときだった。
「ご機嫌いかがぁ? あなた、アストラルとかいう組織の手下でしょ?」
 ニーアが空気の入った注射器をかざしながら相手に質問する。
「知ってること、なーんでもいいのぉ、私たちに話してちょうだい?」
 敵は「さっさと殺せ!」というような文言を繰り返しながら頑なに情報の露呈を拒む。
「知ってるぅ? 空気血液に入れちゃったらぁ……心臓発作起こしちゃうのよぉ?」
 ニーアがにやり、と笑う。
 コロナも「……相変わらず、でありますねぇ」と呟くのみだ。
「話さなくてもぉ、もちろん、突き出しはしないわぁ。その代わりぃ……お持ち帰り、しちゃうわねぇ?」
 そう言いながら注射針を相手に突き立てた瞬間、コロナがロベリアからの通信を受け取った。
『ニーアさん! 負傷者が出ました。至急北側の教会へお願いします……!』
「わかったわぁ、でもちょっと待ってねぇ。こっちも今面白いことをやってるから」
 注射針を抜き、「帰ってくるまでにぃ、考えててねぇ?」と言い残してその場を去る。
 教会では負傷者の治療を済ませ、人質を連れて帰る仕事をこなしてきた。
 中央の広場に戻り、尋問の続きを再開する。
 それでも相手は口を割らないようなので、ニーアはお持ち帰りをしようと『おくすり』を再び打ち込んだ。
 相手がちょうど眠るころに、ロベリア達が帰ってくるのであった。
 そしてそこから数分、鼓膜が破れそうなほどの轟音で鳴り響く警告音があたりを騒がせる。
 まさか、と思い見渡すと広場に設置されてあるステージの下に、巨大な爆弾がセットされているのであった。
 ニーアがすぐ平匡達に連絡を入れる。
「中央の広場にも爆弾が仕掛けてあったみたいねぇ、気付かなかったけどなかなかの大きさよぉ? これ爆発しちゃうと広場ごと吹き飛んじゃうんじゃないかしらぁ?」

●Release
 全員の探究者が広場に集まり、ステージ下の爆弾を見る。
 液晶には『NWES』と表示されているので、これが解除のキーワードなのだろうと踏む。
「この4文字……恐らく方角を示しているのではないでしょうか、各教会で何か変わったことはありませんでしたか?」
 平匡が皆に向かって意見を投げる。
「ウチが気づいたのはさ、爆弾を解除した時に書いてあったあの文字、EとかPとか……よくわかんないけどさ」
「ちなみにEとあったのは南の教会で、Pが東側の教会だったはずです」
 シンプルが液晶に表示されていた文字を並べ、アイギナが説明に捕捉を加えた。
「そういえばこちらにも同じようなものが。確かHとOだったはずだ」
「北側にH、西側にOって書いてたはずですよ!」
 レイとロベリアが情報を共有した。
「……『NWES』は『北西東南』……だな」
 フランツが平匡の挙げた情報を整理する。
「そうねぇ、当てはめてみたらぁ、意外といい結果になったりぃ?」
 ニーアが何気なく投げた言葉で平匡が一つの答えに至った。
「ヒントの『NWES』がそれぞれの方角。これと、教会の文字を対応させてみました。『HOPE』これが解除キーです!」
 平匡は学者としての能力を最大限に生かし謎を解き明かした後、爆弾に解除キーを入力した。
 液晶から文字は消え去り、警告音は消える。
 軽い耳鳴りを伴った静寂が、あたりを包み込んでいた。

●Notice?
 広場の騒ぎがあったからか、横たわった相手は『おくすり』の効果が切れたようだ。
 すぐにテンプル騎士団の一員が現れ、身柄を引き渡すことになった。
 ニーアがとても残念そうに落ち込んでいたが、それをロベリアがどうにか慰めている。
 そのような状況の中、フランツが1人ノワールの元へと歩いていく。
「これほど大規模な事件なら……騎士団と連携を取ってもよかったはずだ。なぜ、探究者だけを動かした?」
 普段の彼からは考えられないほどの剣幕だったのだろう、驚きを隠しきれないレプリカがあたふたしていた。
「ここの騎士団は平和ボケをしているからな、今更戦いに出したところで連携が取れるはずがない」
 勝手な理論でノワールは質問をはぐらかす。
「また事件があれば招集させてもらうよ、その時はどうかよろしく頼む」
 そう言い残して立ち去るノワールをフランツの警告灯のような黄色い目が睨みつけていた。
 レプリカが「落ち着いて!」と彼をなだめ、彼自身は不満そうな表情のまま帰路につく。
 それに続いてほかの探究者達もそれぞれの帰路へ。
 騒がしい休日も終わりを告げ、また明日からいつもと変わらない仕事の日々が始まるのであった。

   オペレーション・ホープ END

●PRERUDE
 通信を受け取る。
「はい、その件は確実に進んでおります」
 言葉は続く。
「今は探究者共を振り回すことが先決です、そうすることで準備が進みやすくなる」
 通信の終わり際、彼はこう言葉を残した。
「……えぇ、しかしあのフランツとかいう探究者、何かを感づいたのかもしれません、他の探究者にもご注意を。それでは」
 通信が切れる。

 探究者達は、何かが起こる予感を感じるのだろう。



依頼結果

成功

MVP
 星野平匡
 エルフ / スナイパー


作戦掲示板

[1] ソラ・ソソラ 2017/10/14-00:00

おはよう、こんにちは、こんばんはだよ!
挨拶や相談はここで、やってねー!  
 

[24] レイ・ヘルメス 2017/10/20-15:34

フランツやロベリアは宜しく頼むよ。
レプリカはチャーミングなところもあるようだ(見知らぬ名前を見てクスリと笑み零し

北側はまず1階の敵から排除してもらえたら、その隙に俺が爆弾解除をしたいと思っている。
西側は爆弾が人質に巻き付けられている故、いかに敵に気付かれずに動けるか…かね。
最悪、人質を盾にされたら身動きとれんだろうし。
どう転ぶかは分からないが、ハッカースキルの「バグレター」で人質から離れたところを狙って敵の目の前に手紙爆弾を出現させたいと考えている。
少しでも敵がそれで動揺もしくはダメージを食らえばよし。
その隙に幸運の加護があるフランツ達やロベリアが敵を仕留められればGoodといったところか。  
 

[23] 星野平匡 2017/10/20-12:12

【北→西】のコースは狭い教会です。
ここはアサルト多めの方が攻略可能かと。
私が指図するわけではありませんが、現状未定となっている二人は
【北→西】にグリード ドレッドメアさんを、【東→南】にニーアさんを入れておきたいところ。
しかしながら、ここは個人の意思を尊重しますので、強制はしません。  
 

[22] フランツ 2017/10/20-11:21

レプリカ「お祈りした途端にバグという名の不運を招いちゃった……スゲーナってだれなの……」
フランツ「(我関せずという顔で刺繍を続けている)」  
 

[21] スゲーナ 2017/10/20-11:17

レプリカ「星野さんはまとめありがとー。
ニーアさんにもどっちかの班に入ってもらえると嬉しいです!
【北→西】のロベリアさんとレイさんはよろしくね」
フランツ「俺は布を縫えないのだからよろしくないわけだが」
レプリカ「あんたはどうして今このタイミングで口を開こうと思ったの……?(わなわな)

と、とりあえずフランツには前衛で敵をばこばこ叩かせる予定だよ!
スキルは持ってないけれど、幸運が引き寄せられるように私もお祈りするねっ」  
 

[20] 星野平匡 2017/10/20-10:25

現在の班分け

【東→南】
simple  アサルト
星野平匡 スナイパー
アイギナ ハッカー

【北→西】
フランツ アサルト
ロベリア 魔法少女
レイ・ヘルメス ハッカー

不明
ニーア
グリード ドレッドメア
(敬称略)
以上  
 

[19] レイ・ヘルメス 2017/10/20-00:01

締切間際になってしまってすまない。
レイ・ヘルメスだ。
行き先だが【北→西】の方へ入らせてもらおう。後衛からの支援中心で考えている。

パスワードは全員共有で了解した。  
 

[18] 星野平匡 2017/10/19-15:23

現在の班分け

【東→南】
simple  アサルト
星野平匡 スナイパー
アイギナ ハッカー

【北→西】
フランツ アサルト
ロベリア 魔法少女

不明
レイ・ヘルメス
ニーア
グリード ドレッドメア
(敬称略)
以上


simpleさん、形式お借りしました。  
 

[17] ロベリア 2017/10/19-11:08

南→東が人数が多いみたいなので
私は北→西へ行きますね!

スキルで幸運なことが起こりやすくなるので、
もしかしたら無傷で人質の方を助けられるかも!
(スキルは幸運なことが起きるだけなので、確実性はないですが…。  
 

[16] アイギナ 2017/10/19-06:25

見晴らしのいい一階建ての南は外部から攻撃できる遠距離が適任かしら
逆に西は狭いのでアサルトの皆さんにお任せというのはどうかしら、
となると私も南と東に行くことになりそうかな  
 

[15] 星野平匡 2017/10/18-23:32

敵を殲滅することが目的なので、殺しても構わないかと。  
 

[14] ニーア 2017/10/18-00:58

遅れちゃってごめんねぇ。私はどこでもいいわぁ。
私個人の希望としては中央待機で、怪我人が出たら治療に向かう、というのがあるのだけれど

殺してもいいのなら戦闘も参加したいわねぇ  
 

[13] simple 2017/10/17-20:52

現在の班分け

【東→南】
simple  アサルト
星野平匡 スナイパー

【北→西】
フランツ アサルト 

不明
ロベリア
レイ・ヘルメス
アイギナ
ニーア
グリード ドレッドメア
(敬称略)
以上

 
 

[12] 星野平匡 2017/10/16-23:33

じゃあ、僕がプランにパスワードを書きますね。
プランの文字数に余裕がありそうなので。  
 

[11] フランツ 2017/10/16-23:31

「シンプルさんはまとめありがとー。
前衛と後衛でバランスのいい編成だね。

【東→南】と【北→西】にチーム分けする流れかな? りょーかいだよ!
それぞれのチームへハッカーに入ってもらえると爆弾解除がスムーズにいきそうだね。
私(アニマ)とフランツは挙手のあがってない北西に行こうかな。

パスワードは全員共有するのにさんせー。
誰が答えをプランへ書くのかだけ決めておくと安心だと思いますっ」  
 

[10] 星野平匡 2017/10/16-22:55

僕は東へ向かった後、南に向かおうと思いましたが、皆さんはどうしますか?  
 

[9] 星野平匡 2017/10/16-22:51

ピート・ノワールがいるとは限りませんので、ピート・ノワール含めば全員でパスワードを共有した方がいいのでは?
都合のいい人が解除するって感じで。  
 

[8] simple 2017/10/16-22:29

ケモモ、アサルトのシンプルです。

フランツさんの案の一班4人に同意です。

同時攻略したいですが敵最大4人に対して2人では人質に危険が及び、最悪爆破されかねません。
前回と同様起爆装置にも気を配らなければなりません。

一番敵が多い4人の「北」「東」に分かれ「西」「南」に其々行く感じでしょうか。 

広場に「ピート・ノワール」がいるなら通信機でパスワード伝えればいいのでは…

アサルト3人
魔法少女1人

ハッカー2人
スナイパー1人
マッドドクター1人

 
 

[7] 星野平匡 2017/10/16-12:28

私は遊撃手にこだわっておりませんので、皆さんに合わせますよ。  
 

[6] フランツ 2017/10/16-11:29

>それぞれで人数を分けた方がいいか
「できたらそうした方がいいと思いますっ。
敵が自爆や逃走するのを防ぐために、すべての教会を同時攻略できたらベストかなっていうのが個人的な見解だよ。

星野さんみたいに遊撃手として動きたいひともいるだろうから、強制はしないよー」  
 

[5] ロベリア 2017/10/15-00:11

こんばんは!
はじめましての方ははじめまして!
ロベリアと申しますっ。

教会は東西南北にあるんですよね…。
それぞれで人数を分けた方がいいんでしょうか?  
 

[4] フランツ 2017/10/14-23:47

(フランツは刺繍に没頭している)

「もぉおまーたこいつは(頭を抱えかけてはっと我に返り)
あッ、アサルトのフランツとアニマのレプリカですっ。よろしくお願いしまーす…!」



「私たちが広場の爆弾に気づくのは4つの教会の爆弾を解除してから、ってゲームマスターさんがいってたよ!
もたもたしてたら敵が爆弾を起動したり人質に何かするかもしれないし、広場に戦力を残すのはやめとこうよー。

とりあえず東西南北にわかれて敵を倒したらどうかなって思いました!
それか1班4人編成で、2つずつ教会を担当するとか。

敵と戦いながら爆弾と人質にも気を配らなきゃいけないから、狙撃の合図までする自信はないかもー…。
ごめんね、星野さん」  
 

[3] 星野平匡 2017/10/14-18:33

最後の爆弾の解除パスワードが分かったのですが、これを入力する人は早く中央の広場へ向かわねばなりませんね。
エスバイロでかなり飛ばして向かうか、数人広場に残しておくなどを考えた方がいいかもしれませんね。  
 

[2] 星野平匡 2017/10/14-17:29

エルフでスナイパーの星野です。

今のところ、エスバイロからの狙撃をメインに考えていますが、突入時の人員が必用ならそちらに加わります。

エスバイロからの狙撃は、皆さんが通信機等で頃合いを図って合図を下されば、合図の出た協会へ向かい狙撃いたします。